目黒センター長、防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞

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 目黒公郎センター長が令和5年防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞された。9月15日には官邸にて授賞式が行われた。当該表彰は、『「防災の日」及び「防災週間」について』(昭和57年5月11日閣議了解)に基づき、災害時における人命救助や被害の拡大防止等の防災活動の実施、平時における防災思想の普及又は防災体制の整備の面で貢献し、特にその功績が顕著であると認められる団体又は個人を対象として表彰されるものである。

◆功績の概要
 我が国の防災関係の多くの学協会の会長を歴任するなど、学術界のリーダーとして、防災研究をけん引するとともに多くの防災関連省庁や地方自治体の防災対策の推進に貢献した。 また、少子高齢人口減少社会や財政的な制約が厳しい中で、今後の我が国の防災対策のあり方に関する方向性を示すとともに、防災ビジネスの重要性の指摘と推進、フェーズフリー防災の提唱とその普及に努めた。さらに途上国での防災教育と対策の推進を支援する活動を長年実施するとともに、我が国へ32年ぶりに世界地震工学会を誘致し、同会議を成功裏に開催するなど、防災におけるわが国の国際貢献に大きく寄与した。

◆目黒センター長のコメント
この受賞は、これまで長きにわたってご支援やご指導をいただいた多くの方々と一緒に活動した研究室の卒業生や修了生のお陰であり、深く感謝します。