研究者一覧FACULTY

写真:小山 良太
東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター
(本務:福島大学食農学類)
客員教授

小山 良太

Visiting Professor Ryota KOYAMA
Center for Integrated Disaster Information Research(CIDIR)
Interfaculty Initiative in Information Studies(III)
(Faculty of Food and Agricultural Sciences, Fukushima University)

研究概要

専門:農業経済学、地域経済学、協同組合学。
原子力災害による損害は3 つ枠組みで捉えられます。①出荷制限、風評被害による価格下落などフローの損害。②施設、農地が使用できなくなったことなど物財に関するストックの損害。③人材の流出やネットワーク、コミュニティの毀損、地域の分断など社会関係資本の損害です。いま重要なのは第3 の損害を再構築するかです。これは世界の地域が共通して抱えている問題です。

福島県地域漁業復興協議会委員
日本協同組合学会副会長
日本学術会議連携会員

略歴

1974年 東京都生まれ。
1997年 北海道大学農学部卒
2002年 北海道大学大学院農学研究科博士課程修了、博士(農学)。
2003年 北海道大学農学研究科研究員
2005年 福島大学経済経営学類准教授。
2014年 福島大学経済経営学類教授
2019年 福島大学食農学類教授

主著

『つながり志向のJA経営-組合員政策のすすめ』(共著、家の光協会、2020)
『原発災害下での暮らしと仕事-生活・生業の取戻しの課題-』(共編著、筑波書房、2016)
『福島に農林漁業をとり戻す』(共著、みすず書房、2015)
『食の安全と農の再生』(共編著、新日本出版、2013)
『放射能汚染から食と農の再生を』(共編著、家の光協会、2012)
『競走馬産業の形成と協同組合』(単著、日本経済評論社、2004)

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