newsletter26号テキスト6

東京大学 大学院情報学環 総合防災情報研究センター

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防災コラム

東大防災訓練


 11月4日に実施された「平成26度本部・部局合同防災訓練」では、バイオハザードに関する情報収集体制の確認を目的のひとつに置いた。いわゆるNBC災害と呼ばれる特殊災害のうち、“N”にあたる放射線関連施設や設備の状況や対応状況、“C”にあたる薬品火災や漏洩等の発生状況については、これまでの訓練において検討してきたが、”B”のバイオハザード関連は取り込んできていなかった。そこで、バイオサイエンス関連施設の被害に関する情報収集の流れや関連法制度に基づく外部通報先を整理するとともに、全学災害対策本部内の組織体制の見直しを検討した。また、応急危険度判定のために建物内に立ち入る際に、二次災害防止のための情報として活用を図ることも念頭において、NBC関連施設や研究室を統合的に図面化することも試みた。
訓練での結果は、今後の防災計画の見直しやデータ等事前準備に活かしていく予定であるが、意外な発見もあった。なかでも、被害があったときに報告する事項と、被害があってもなくても報告する事項とを明確に分けて、構成員の間で共有しておくべきことを再確認した。訓練の企画と実施を通じて、細部の詰めから計画の思わぬ抜けに気がつく。改めて、訓練の意義のひとつをそこに感じる。


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(田中 淳)